基本的に中古物件が多い
内装に古さを感じる事が多い
賃貸物件のメリットは格安の家賃で、暮らしたい街に住める事です。一方でデメリットとして挙げられるのが、基本的に一般消費者向けの賃貸物件は中古である点でしょう。築年数が古い建物で、なおかつ何人もの住民が同じ部屋を利用して来たわけです。内装に汚れや痛み、そして古さが生じている方がむしろ普通です。リビングルームの壁が喫煙の影響で黄ばんでいたり、フローリング材の床に無数の傷跡があったり、畳が経年劣化で古びている等、中古特有の難点が色々とあります。 前の住民が退去した後、賃貸アパートの大家さんやマンスリーマンションの管理会社は室内をクリーニングしたり、傷んだ内装をメンテナンスします。大まかな部分はそういった対応によって修繕されますが、細かい部分まで、充分な点検と補修が行きわたらないのも実情です。前の住民が暮らしていた形跡や壁紙や床の経年劣化、こういったポイントが常に気になるのが中古賃貸物件のリスクです。神経質な方や綺麗好きな方、女性ユーザーはストレスを感じるかもしれません。リフォーム工事をしたいと思っても、多くの賃貸物件は個人的な理由での改修工事が禁止されています。そのためユーザーは古びた壁紙や床材などのまま、借りている間は生活をしなければいけないのが欠点です。

設備が旧式で使いにくいのも難点
トイレやお風呂やキッチン、これは誰もが毎日自然と利用する設備です。衣食住の基本であり、自炊をするためにはキッチンに立つ必要がありますし、仕事で疲れた心身を癒すためにはお風呂が必須です。用を足すためには朝昼晩、トイレに行く必要があります。そういった衣食住の基本的な設備が、中古物件の場合、汚れていたり旧式で使いにくい等の難点を抱えています。問題なく設備自体は使えるものの、見た目に古さやキズ、汚れを感じたら、あまり気分よく自炊したり用を足す事が出来ないでしょう。前の住民が利用していた形跡が浴室やトイレの中に残っていると、どうしてもそこにストレスを感じるもの、若い女性や綺麗好きな若者は特に心身が十分に休まられないかもしれません。
トイレにウォシュレット便座が未搭載であったり、お風呂に自動湯沸かし機能がなかったり、キッチンにIHコンロがなかったりと中古の賃貸物件には色々な制約があります。仮にあったとしても最新の物とは仕様や規格が異なっており、使いにくさを感じる恐れが高いです。また築年数が古いアパートなどは最新家電に、建物自体や電気系統が対応していない恐れもあり、IOT家電や新型の洗濯機や冷蔵庫が十分に使えないというリスクも考えられます。